第172回「高尾山GREEN CLEAN作戦」    2025年11月1日(土)晴れ

1106集合写真と報告掲載、0912予定掲載

出発前の集合写真
出発前の集合写真

 森林インストラクター東京会が社会貢献活動の一環として実施している、毎月第一土曜日に月毎に異なる七つのコースで高尾山に登り、自然観察と山頂や登山道のゴミ拾いを行うボランティア活動「高尾山GREEN CLEAN作戦」第172回を11月1日(土)に「カツラ林コース」で実施しました。

  未明まで降っていた雨のせいか、もみじまつり開催中にもかかわらず、高尾山口駅前は比較的すいていた。紅葉で木々が色づきはじめ、山肌には鮮やかな黄色もちらほら。何の木か見に行こうと元気に出発。

 ヤブミョウガの種を虫めがねでのぞくと、不定多面体の不思議な形。

ツリフネソウの種を指ではじいて飛ばせた参加者の方からは「散布をお手伝いした気分!」と歓声が聞こえる。

ミゾソバのピンクの花弁に見える可愛いところは、実は花弁ではなくて、萼と聞いてびっくり。

ビワには、たくさん花芽がついて、開花を待っている。

登山道に入ると、「カステラの香りがしてきた!」と参加者の感想。

カツラの香りをどう感じるかで年が分かるというのは本当だろうか。

秋ならではの植物のお楽しみを五感で満喫しながらの高尾山GREEN CLEAN作戦となった。

     

やっと雪の帽子をかぶった富士山
やっと雪の帽子をかぶった富士山
赤く色づき始めたイロハモミジ
赤く色づき始めたイロハモミジ

 そんな中、登り始めてまもなく、前日のお疲れから具合が悪くなった参加者がいらっしゃたので、付き添って琵琶滝経由でゆっくり下山。 

 節気でいうと「霜降」、「立冬」前のこの時期、あんなに暑かった夏がうそのように冷え込みと乾燥が強まり体調を崩しやすいので、皆さん、養生に努めましょう。

 再度、隊に合流。頂上付近は、ツタウルシやイロハモミジが真っ赤に色づき、紅葉がすすんでいた。10月23日に初冠雪を観測した富士山はきれいに雪をかぶり、丹沢の山々もくっきり見える。


上半身を持ち上げたフクラスズメの幼虫
上半身を持ち上げたフクラスズメの幼虫

 帰路は、キジョランの実やテイカカズラの実、フクラスズメの幼虫が上半身を持ちあげて"ヘッドバンギング"する様子などを観察していると、一般の方も興味しんしんで一緒に盛り上がる。

マヤランを観察できたラッキーな班もあったようだ。

  前日の雨の影響で山道が滑りやすくなっていたのでスリップを心配したが、午後には青空も見え、無事に事故なく解散した。

高尾山はこの1、2週間で紅葉は一気に見ごろを迎えそうだ。

 

【拾ったゴミ】燃えるゴミ45リットル1袋、ビンカン20リットル1袋、割れたビン・陶器10リットル1袋   

     

ラッキーな斑が観察したマヤラン     【参加者の伊藤さん発見】
ラッキーな斑が観察したマヤラン     【参加者の伊藤さん発見】

開催場所:カツラ林コース〔高尾森林ふれあい推進センター(開会式)~病院道~2号路~3号路~5号路~もみじ台(昼食)~高尾山頂~1号路~

     十一丁目茶屋前広場~清滝前広場(ゴミ分別、安全確認)〕

参加者:21名 〔FIT会員6名、一般15名〕

スタッフ:中林、槙田、福山〔班長〕、葛西〔もっときれいにし隊〕、久保、西出〔安全〕、遠山〔写真〕平岩〔コース時間管理〕

報  告:西出幸子  

 

次回、第173回「高尾山GREEN CLEAN作戦」:

12月6日(土)日影沢コース:高尾駅北口=バス=日影バス停~日影林道入り口(開会式)~日影キャンプ場~逆沢作業道~もみじ台(昼食)~高尾山頂

1号路~清滝前広場(ゴミ分別、安全確認)、 高尾駅北口 8:20集合、8:12発と8:32発小仏行きバスに分乗します。


フォトギャラリー1:開会式と午前中の自然観察 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】

フォトギャラリー2:午後のゴミ拾い 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】

フォトギャラリー3:自然と景色 【写真をクリックすると拡大し解説が表示されます】