第148回「高尾山GREEN CLEAN作戦」 2023年 9月 2日(土)晴れ

9月は第一土曜日(9/2)の開催です。                          20230705新規掲載、0904集合写真掲載、0906報告文と写真掲載

 

集合写真:小仏関所跡公園で〔横幕を持つ初参加の皆さん〕
集合写真:小仏関所跡公園で〔横幕を持つ初参加の皆さん〕

 毎月第一土曜日に高尾山に登り、山頂や登山道のゴミ拾いを行うボランティア活動「高尾山GREEN CLEAN作戦」を「蛇滝~吊り橋」コースで参加者39名、スタッフ8名で実施しました。

 

 8:40より小仏関所跡公園で開会式を行う。全体説明、安全注意、準備体操、集合写真撮影を行い、班毎に分かれて9:00頃出発する。5つの班(1班:中林、2班:熊木、3班:廣川、4班:古谷、5班:槙田)、およびGC高尾をもっときれいにし隊(隊長:脇本)の体制で行動した。

 

 小仏川遊歩道をたどって、蛇滝入口に向かい、10:30頃に蛇滝の水行道場を通過した。その後、十一丁目茶屋前、4号路を経て12:00頃、高尾山頂に到着し、昼食休憩をとる。

小仏川遊歩道ではよく似た花のセンニンソウとコボタンヅルの違いを観察する。このコースのハイライト、吊り橋(みやま橋)からはフサザクラ、カラスザンショウが観察できる。

暑さの為、日影が無いもみじ台ではなく、日影のある高尾山頂に変更して昼食です。

 

 雲のため、富士山は望めなかったが、丹沢の山々がよく眺められた。猛暑がまだ続いているためか、頂上付近は、前回(8/11山の日)より人は少なかった。

 

高尾山頂でゴミ拾い:山頂のシンボル「おそうじ小僧」を囲んで、ポーズ!
高尾山頂でゴミ拾い:山頂のシンボル「おそうじ小僧」を囲んで、ポーズ!

 12:30頃、高尾山頂からゴミ拾い開始。富士道から1号路を通ってゴミを拾いながら下山する。途中、白い殻から赤い頭を出してないタマゴタケと赤い頭を出し始めたタマゴタケが並んで観察できた。

アカガシの団栗が沢山落ちていた。今年は生り年のようで、拾い集めてクラフト材料がいっぱい確保できそうだ。

1号路では早くもキツリフネが花をつけていた。

 

 暑さの中の行動のため、体力の消耗が大きく、途中リタイアして、リフト、ケーブルカーで帰られた方が数名居られたが、清滝前広場に先頭の班が14:10頃、最後の班が15:00頃と全部の班が到着し、ゴミを分別し体操を行って解散する。

 

・自然観察で確認できたものは、フジカンゾウ、ヌスビトハギ、ハグロソウ、タマアジサイ、ヤブラン、ガンクビソウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、センニンソウ、コボタンヅル、シュウブンソウ、レモンエゴマ、ダイコンソウ、ヤマホトトギス、コウヤボウキ、タマゴダケ、ホウチャクソウの実などを見ることができた。

 

・ゴミは可燃ゴミが45L×1袋、ビンカンが20L×1袋、計2袋回収。 

開催場所:蛇滝~吊り橋コース〔高尾駅北口=バス=駒木野BS~小仏関所跡公園~小仏川遊歩道~蛇滝~4号路~5号路~高尾山頂~富士道~1号路~高尾山口駅〕

参加人員:39名 〔一般 32名、FIT会員 7名〕

スタッフ:〔班長〕中林、熊木、廣川、古谷、槙田、〔GC高尾をもっときれいにし隊長〕脇本、〔サポート〕西出(安全、写真)、三井(もっときれいにし隊)

報  告:鳥崎肇一 槙田〔補足〕   

 

補足】今月の見所として、ハグロソウ、センニンソウ、コボタンヅル、ユウガギク、アキノタムラソウ、タマゴタケ、ヤマホトトギスを取り上げましたが、そのほかにツリフネソウ、クズ、キツネノマゴ、モミジガサ、シロヨメナ、ヤクシソウ、キツリフネなど秋の草花を楽しみました。

   

次回、第149回「高尾山GREEN CLEAN作戦」は、2023年10月 7日(土)、カツラ林コース:高尾森林ふれあい推進センター~琵琶滝~2号路~3号路~5号路~もみじ台~高尾山頂~1号路~高尾山口駅です。高尾山口駅5分の高尾森林ふれあい推進センター 8:30集合です。


フォトギャラリー1:開会式と自然観察

フォトギャラリー2:ゴミ拾い