森林文化協会グリーンセミナー「林試の森公園を歩く」


【実施日】 20251115日(土)13時〜15

【主催】  公益財団法人森林文化協会

【参加者】 森林文化協会会員29

【実施概要】グリーンセミナーは、森林文化協会が会員(約1,350名)を対象に毎年春秋に開催していて会員は無料で参加ができる。今秋は当公園を

  含め京都御苑、石神井公園、井の頭公園を含め4箇所で実施FITは昨年より講師を派遣しており、今秋も3ヶ所を受託した。

【スタッフ】 森林文化協会:2名、FIT5名 主幹事:立川、講師:杉本・村上、アシスト:立川、アシスト補佐:鈴木(歩)・関﨑(報告)


木漏れ日が降り注ぐ行楽日和、ドングリのなる木や紅葉・黄葉が華やかな木を中心に、「身近な」木と林試の森「ならでは」の木を観察するテーマで、秋のグリーンセミナーが開催されました。参加者は、講師からの奥深い話に熱心に聞き入り、用意された種子や実を見て驚き、一人ひとりが豊かな表情をみせていました。さらに、3種のプラタナスの落葉探しに夢中になり、クスノキには腕を広げて幹を囲み巨樹の迫力を体感し、童心に返ったような姿で観察を楽しんでいました。

 

「林試」とは、明治時代に創設された「林業試験場」に由来します。ここは日本の林業研究の拠点で、多種多様な樹木が国内外から集められ、成長や性質が調べられた場所です。その成果は今も園内に息づき、250種類を超える樹木が育っています。都市公園でありながら、日本近代林学の歴史を伝える“野外博物館”の趣が漂っています。もう一つの特徴は立地と地形です。武蔵野台地の東端、目黒台地の縁にあり、羅漢寺川が刻んだ谷戸地形が残っています。台地上の乾いた場所と谷戸部のやや湿潤な場所とで微妙に植生に違いがあり、雑木林の多様性を体感できるのが、林試の森「ならでは」の魅力です。森の奥まで差す陽光が、落ち葉を黄金色に染め、足元でかさりと響きます。「ふかふかの落葉の上を歩くのがステキでした」という参加者の声が心に響いた観察会でした。(写真:十分な準備のもと説明に集中する


アオギリの生長に興味しんしん

カイノキは整った偶数羽状複葉

メリハリの効いた説明が好評!

葉っぱ(のような枝)に触ってから説明(カニンガムモクマオウ)