金毘羅尾根「森林浴、セッコク、巨樹を楽しむ」
2025年5月29日(木)
【主催者・企画実施者】主催者/東京都農林水産振興財団、企画実施者/FIT
【場所】武蔵五日市駅~金比羅山~星竹林道~皆伐斜面~南沢あじさい山~「山抱きの大樫」~自然人村~三内川沿い~武蔵五日市駅散
実施概要:東京都の森を参加者と山歩きし、森林浴をすると同時に、森の魅力を感じていただいた。今回の目玉は金比羅山西面の皆伐斜面、南沢あじさい山の目の高さのセッコク、山抱きの大樫、三内川沿いの目の前でできる樹木観察など。
■ 参加者:24名
■ スタッフ:稲葉(主幹事、1班班長)、小野(副幹事、2班班長)、小川(3班班長)、高橋(喜)(4班班長)、小早川(5班班長)、吉田(アシスト)、
為野(アシスト)、脇本(担当者、サポート)、佐藤(都財団、サポート)、岡本(都財団、サポート)
8時50分に武蔵五日市駅の観光案内所前に集合し開校式を済ませ、9時10分にスタートした。東屋で2度目の休憩を取ったが人数が多くて収容できないので、先頭グループは早めに琴平神社のトイレに向かった。その後神社で参拝し、大岩を経由して星竹林道を目指した。コアジサイを見ながら、金比羅山の西側斜面の皆伐地に到着。ここで財団の方に「東京都の森林事業」について語っていただいた。
その後、南沢あじさい山に向い、その少し手前の広場で昼食休憩とした。昼食後、「あじさい山の花咲か爺さん」で有名な故南沢忠一さんご自宅のセッコクを目の前で鑑賞させていただき、みなさん大感激だった。その後に訪れた「山抱きの大樫」は「山抱き」といわれるだけあって、巨大なウラジロガシでみなさんもその巨大さに感心されていた。
13時頃に武蔵五日市駅を目指して、三内川沿いの車道を樹木観察しながら歩き始めた。すでに花の終わったミズキの花の段々や、ちょうど実ができ始めたオニグルミの実も目近に見ることができた。途中、財団の方が視界の先にある樹齢10年程度の植林地を指さして、先ほどの皆伐斜面の森林と比較されて説明して下さった。休憩を取った自然人村の前にはロウバイの実が無数に実っており、咲き残りのオドリコソウやハンショウヅルも数個見つかり、白い髭の花後も観察できた。14時10分頃に全員、武蔵五日市駅に到着し、集合写真を撮って解散した。