高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
「小下沢の渓流ジャブジャブ歩き

2025年7月20日(日)
開催場所:小下沢周辺 


梅雨明けで八王子市では35℃近くとなったこの日、別世界の小下沢で沢歩きや生き物観察を行いました。

 

ジャブジャブ歩きでは小下沢を1時間ほどゆっくりと遡り、子どもたちは深いところや急流などに苦労しながらもずぶ濡れになって沢歩きを楽しんでいました。

 

林道での自然観察では蟻地獄を見つけたり、コクサギの葉やアブラチャンの実の香りに驚いたり、草笛を楽しんだり・・・、カメムシの冬虫夏草やモリアオガエルの卵を見つけた班もありました。

 

昼食後の水生生物観察では、カワゲラやカゲロウ、ヘビトンボの幼虫をはじめ、大小さまざまなサワガニ、ヤゴや小さな魚など多種多様な生き物を捕まえ観察することができました。初めのうちはうまく捕まえられなかった子どもたちも、慣れてくるといろいろな生き物を夢中になって捕まえていました。最後はスタッフが捕らえた生き物を解説し、子どもたちみんなで沢に帰しました。

 

事故もなく時間通りに無事終了し、「自分たち親子だけではチャレンジできない沢歩きがとても楽しかった」「普段の散歩では見られない生物や植物、きのこを解説つきで見られて、息子が『来てよかった』と満足気なのがうれしかった」「水生生物もたくさん見られ、年によって違うものが見られるのもおもしろい」などの感想が聞かれました。

 


【参加者】15組38名(大人:20名、子ども18名)

【スタッフ】班長:飯島雅巳(主幹事)、石川雄一、氏家清高(副幹事)、大木義之、丸山正  アシスト:栗原拓海、鈴木歩  体験参加:瀬川裕啓


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