高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
大垂水峠から♪秋の花を探そう爽やかハイキング

2023年9月19日(火)
開催場所:高尾山口(集合)―(バス)―大垂水バス停~大垂水峠登山口~五差路分岐~一丁平(昼食)~6差路分岐から北側へ(シモバシラ群生地経由)~6差路分岐から北側へ(江川杉経由)~山頂下トイレ~(富士道経由)~薬王院下~十一丁目茶屋~ケーブル高尾山駅(解散)


秋の花・果実などを観察しながら、大垂水バス停から一丁平へ登り静かな北道・富士道を経由しケーブル高尾山駅まで歩き、爽やかな秋の佳き日を愉しむ。


これまでは文字通り「爽やかな秋の佳き日」を愉しめたが、今回は残暑の中。それでも高尾山の木陰を渡る風は涼しく、青空に揺れるススキ、色とりどりの秋草、群れ飛ぶ赤とんぼに「日本の秋」が感じられた。

 

下見時には蕾だったツリフネソウ、ジャコウソウ、キバナアキギリ、ツルニンジンが見事に開花。一方、やはり下見時に発見したアケボノソウの大株は残念ながら蕾のまま。後日、是非とも開花を見届けたい。ボントクタデ、ギンレイカ、ミズタマソウ、ヒメジソ、ハシカグサ、ネコハギ・・・道端の雑草と見過ごされるものにも注目の個性あり。一丁平のツルリンドウはやや小型ながら鈴生りの花、センブリは蕾も未だ、オトギリソウはすっかり結実。

 

イガホオズキ、ハダカホオズキ、シオデ、サルトリイバラ、アマチャヅル、ホウチャクソウ、ウバユリ、ゴンズイ、ヤマボウシ、オオバウマノスズクサ、ツチアケビ・・・実りの秋も姿・色とりどり。トサノクロムヨウラン、オオカモメヅル、カリガネソウ(たぶん山野草園から逸出)など、通好みの花も折々に出現し、植物好きの詳しい方々にも喜んで頂けた。

 

「秋に2回やって欲しい」との熱心なご要望!おかわりを求められるとはありがたい限り。怪我も熱中症もなく、無事に解散で一同安堵。スタッフも全員ケーブル乗車で、1号路のツルギキョウとスズメウリは紹介できず・・・機会があれば探してみてください。


【参加者】38

【スタッフ】班長:久保 雅春(幹事)、福山 容子(副幹事)、長谷川 守、廣川 妙子(報告) アシスト:浅井 記子、萩原 卓


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