高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
「初夏の奥高尾 静寂の林道ハイキング

2022年6月19日(日)
開催場所:京王線高尾山口駅~稲荷山コース~高尾林道~防火帯歩道~一丁平~高尾山~薬王院仁王門~十一丁目茶屋 


天気予報が雨から曇り、雨、晴れと目まぐるしく変わり、実施できるかどうかとハラハラし通しの1週間でした。しかし当日は不安を吹き飛ばすような晴天で、午後からの雨予報も見事に外れ、このコースを4年ぶりに実施することができました。

 

当日のキャンセルは1名、参加者35名、各班7名の5班編成で出発しました。

稲荷山コースは人の往来に注意しながらの行動でしたが、高尾林道からはほとんど人に会わないで、ゆっくり観察することができました。沢山のマタタビの花に歓声が上がり、ハナイカダやキブシの実、サワギク、ヤマホタルブクロ、ギンレイカの花を楽しみました。サイハイランは色あせていましたがギンリョウソウ、ウリノキの花が見られました。ホトトギスやアオバト、キビタキの声を聞きながら、リョウメンシダ、クジャクシダ、ウラジロと多くのシダにも会いました。

オオバウマノスズクサの説明をしている時に、ちょうどジャコウアゲハが飛んできて、その優雅な姿にみんなウットリ。

森林ふれあい館の周りで日影を探しての昼食。炎天下の登りがつらい防火帯歩道はオカトラノオとシモバシラの群生でした。

 

午前中でリタイアした方が5名でしたが、ご自身からの申告でしたので、歩いて無事に下山できました。

歩行距離が11.2㎞の長いコースでしたが、水分補給を頻繁に取り熱中症対策を取ったので、30度近い暑さの中、足をつることもなく熱中症になる方も出ないで無事に終了することができました。

 


【参加者】35名

【スタッフ】主幹事:鍛冶健二郎 班長:鍛冶健二郎、高橋喜蔵、小川和恵、飯島雅巳、市川陽子(報告)

      アシスト:脇本和幸、加藤勝康


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