高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
「高尾山紅葉・黄葉ハイキング

モミジの紅葉とブナの黄葉を鑑賞
20211124日(水)
開催場所:ケーブルカー髙尾山駅を起点として髙尾山・紅葉台をめぐり11丁目茶屋へと巡る周回コース


高尾山口駅の近くの小公園に集合して、開会式や体操等の後、清滝駅(ケーブルカー)に向かって班毎に出発。ケーブルカーに乗車する登山客の方々は大勢いたが、予定通り9時のケーブルカーに全員が乗車できた。

 

高尾山駅に着いて駅前のブナとイヌブナの観察を班毎に行い、観察が終了した班から出発。駅前の商店街を通り東京方面の展望が良い1号路に出て、早速ブナを鑑賞、11丁目広場を経由して浄心門に向かう。浄心門から4号路に入り、植物観察を行いながら「モミの木広場」に向かう。頂上に向かう「イロハの道」から1号路、トイレ、山頂を経由してモミジ台に到着。富士山が高尾山頂・もみじ台両方から大変よく見ることができた。

もみじ台到着は班毎に時間差があったので、昼食後、班毎に出発。最後の班の出発はほぼ予定通り。もみじ台を城山方面に植物観察を行いながら下り、お花道経由で富士見台園地に到着・休憩。ここでのモミジの紅葉も見事でした。その後、6差路を目指して植物観察を行いながら進む。6差路から5号路で江川杉を見ながらトイレに到着。そのまま5号路から3号路に入り、富士道を経由して薬王院から杉並木、仏舎利塔がある有喜苑で、見事な紅葉を鑑賞、男坂を下り、浄心門、11丁目広場に到着。到着後アンケートを記入していただき、班毎に閉会式を行い、解散した。

 

今回の高尾山紅葉ハイキングの参加者のアンケートは「コース」は全員がちょうど良い。時間配分もちょうど良いとのことでした。ただ、満足度では「やや不満」の方が1名いました。主な理由は班の構成人数が8名とやや多く、ガイドの方が植物等の説明を行う際、4号路等道幅が狭い場所では、班の構成が8名だったこともあり、班が縦長になってしまい後ろにいた人はガイドの説明が聴きずらく、班として一体感がなかったとのこと。この辺りは班の構成人数・説明場所等を考える必要があると思われた。しかし、参加者、FITのスタッフ皆さん等参加者全員、充実した1日を過ごしていただいたと感じました。(写真は高尾山に見る錦繍の秋色と多くの人で賑わう紅黄葉のアーケード)


【参加人数】35

【FITスタッフ】山口、小日向、吉田、瀧浪、原田、伊藤、三井、久保(体験参加)

【報告者】三井大造