11月28日実施 田園調布学園土曜講座


【タイトル】 日本の哺乳動物と野鳥に出会う

【場 所】 井の頭池及び井の頭自然文化園

【実施概要】井の頭池にて冬鳥の観察をし、その後井の頭自然文化園の分園と本園の両方を歩き日本の哺乳動物と野鳥を観察しました。

【参加者】 中学生13名 高校生6名 合計19名 

【スタッフ】 藤原、小泉(報告)


直前に雨の天気予報が出て心配でしたが、吉祥寺駅に生徒たちは定刻に集合しました。意外に気温が低く、生徒達は制服姿で少し寒そうでした。井の頭池で開会式をし、授業の概要を話し、2班に分かれました。一班が10人程で班全体をまとめて話すのは難しい面もありましたが、臨機応変に対応しました。

 

池の冬鳥を観察し、その後分園に入って水鳥観察と水生物館で魚類、カエル等の両生類、水生昆虫、水生植物など淡水の生きものを観察しました。生徒達は色々と興味深く見ていました。その後本園(動物園)へ移動します。本園では、主に日本の哺乳動物を観察しました。解説では動物園の資料を使ってクイズにしたり、持参したシカの角を実際に触ってみたりしました。小屋に入っていて見えない動物もいましたが、アナグマは愛嬌のある顔を見せてくれて「かわいい」等の声を聞きました。「リスの小径」ではリスが放し飼いになっているケージの中をゆっくり歩き、色々なしぐさを観察できました。

 

秋の山の動物達がたべるドングリ、松ぼっくりやリスが食べた後の松の食べ跡(エビフライ)などを見てもらいました。ほかに野鳥やネズミなども観察して最後に「食べる・食べられる」の食物連鎖の話しや、物質循環の話しでまとめました。駆け足でしたが、無事に終了しほっとしています。印象に残った動物では、「オシドリの羽がきれいだった、ハクチョウ、タンチョウヅルが意外と大きかった、哺乳動物動物ではサルが面白い、リスが何かを埋める所が見れて、かわいかった」等の感想がありました。


開会式で

井の頭池で

水生物園で

リス舎で