10月7日(金)実施 八王子市立片倉台小学校高尾山登山


実施場所:高尾山・わくわくビレッジ 

599ミュージアム~1号路~薬王院境内天狗像~ケーブル高尾山駅(ケーブルカー利用)~ケーブル清滝駅~599ミュージアム(バス移動)

参加人数:児童(5年生)45名、先生6名 (計51名) 

スタッフ:浅井(幹事)、小川(報告)、丹野、横井、長谷川(アシスト)

実施概要:12日の移動教室の初日、高尾山に登りながら、自然体験を通して、社会科や理科、総合的な学習の時間の学習内容を深める。


あいにくの雨と最高気温13℃という10月としては異例の寒さの天候で、6号路から山頂への予定を変更、1号路から薬王院までを歩きました。 午前中に、薬王院四天王門を入った天狗像前で記念撮影、折り返して帰りはケーブルカーで下山という限られた時間での活動した。それでも子どもたちは、小仏層の話に関心を寄せ、確かめるかのように雨に濡れた露頭に触ってみたり、シンジュの葉の匂いを嗅いだり、リフト乗場手前のカツラの木の下で、「ね、何か匂わない?」とふってみると、「甘い匂いがする。下で何か売ってるんじゃない⁉」と鼻をくんくん…、場面場面で高尾山の自然に触れて嬉々としていました。その後、ケーブルカーで下山した子どもたちは、「高尾の森わくわくビレッジ」へと向いました。 

 

午後は、「わくわくビレッジ」の体育館で、FITスタッフによるレクチャーです。「高尾山の歴史」、「環境と森林」、「高尾山の動植物」をテーマに各々約20分ずつ話しました。 静かに話に聞き入り、宿泊学習のしおりに熱心にノートをとっている姿が印象的でした。 

 

振り返りでは、「雨で寒かったけど、高尾山に登れてよかった」「雨に煙る中を歩いて、霊気満山を感じた」「自分たちだけで来ていたら知ることができなかったけど、インストラクターの人が一緒に登ってくれて、いろいろ学ぶことができた」などの感想が寄せられました。 山を歩きなれない子たちにとっては、冷たい雨が降る中では、きっと大変だったと思います。 雨で、冷たく寒くて歩きにくい中、最後まで元気に歩いた片倉台小学校5年生の皆さんの頑張りに、拍手を送りたいと思います。