9月26日(月)実施 八王子市立七国小学校高尾移動教室(高尾山登山)


実施場所:高尾山(ケーブル清滝駅前広場稲荷山コース山頂→4号路十一丁目茶屋病院道→6号路ケーブル清滝駅前広場)

スタッフ:16名 吉原()(主幹事)、丸山(副幹事)、長谷川、浅井、吉原()、小野、村上、氏家(報告)、廣川、中林、藤岡、三井、高橋、

     古谷、安田、福田、

参加者 :生徒159名、引率教員13名(看護師含む)

実施概要:高尾移動教室(二日間の初日)にて高尾山登山を通して、社会科や理科、探求の時間の学習内容を深める。


台風も去り、雲一つない晴天の中、ケーブルカー清滝駅前広場に七国小学校の生徒たちを迎え開会式。その後各班に分かれ、さあ、出発!

 

秋の稲荷山コースを登る。途中、ヤブムラサキの葉のふさふさした感触を生徒たちに感じてもらいました。旭稲荷ではコナラのドングリに根の生えているものがあり、その生命力を感じてもらいました。進んでいくと、枯木に着いたキノコに興味を持った生徒がいて、森におけるキノコの役割を説明しました。また、ザトウムシを見つけ、この虫はクモではなく、ダニの仲間であることを話すと、生徒達はびっくり。高尾山の森は彼らにとっても新鮮な驚きの宝庫です。

 

高尾山頂上で、班ごとに昼食。その後、生徒たちはクラス単位で山々をバックに集合写真を撮影。富士山はうっすら顔を出していました。

 

午後は4号路を下山。美人ブナを見学し、寒いところを好むブナが高尾山にある理由や現在の状態を説明しました。そして、モミの木広場でのアクティビティでは、報告者の班ではアサギマダラの話をし、幼虫はキジョランの葉を丸く切り抜いて食べること、成虫の羽にマーキングを行い、アサギマダラの長距離移動を各地で確認していることを説明しました。生徒たちはアサギマダラを見たがっていて、浄心門から十一丁目茶屋への道で一匹を見ることができました。

 

無事にケーブルカー清滝駅に到着し、各班で振り返りを行い閉会式。そこで、特に印象に残ったのは、1人の生徒からの、「山頂に着いた時とケーブルカー清滝駅に戻ってきた時の達成感を味わうことができて嬉しい」という感想でした。これを聞き、七国小学校の生徒たちを高尾山に案内して良かったと実感しました。(写真:閉会式の様子