2025年5月低山はいかい

西吾野駅から子の権現へ

(2025528日(水)実施  天候:晴

【ルート】西吾野駅〜小床集落〜天寺十二丁道標〜子の権現〜阿字山〜表参道登山口〜東郷公園〜吾野駅


実施概要:西武秩父線西吾野駅から小床集落を経て、足腰の健康にご利益のある子の権現を参拝、帰路は子の権現の表参道(関東ふれあいの道)を西武秩父線吾野駅へ向けて下る。


絶好のハイキング日和の中、西吾野駅から子の権現、吾野駅へと歩きました。西吾野駅に930分に集合、開会式の後、約8キロメートルに及ぶ山歩きの開始です。高麗川を渡り、途中の小床集落の農家でモリアオガエルの卵を見学し、その前の小川の傍らに咲くクリンソウを愛で、暫く歩くと行く手左側の岩にイワタバコが密生する登山道に入りました。どんどん登っていくと「天寺十二丁」の道標があり、そこで小休止。その後も登りの連続で林道に出て暫くすると子の権現です。

 

「子の権現」は911年の創建で、羽黒修験の流れをくみ、足腰にご利益のあるお寺として、また境内に飾られる重さ2トンもある鉄製の大きなわらじで知られています。足腰の健康を願って参拝後は、子の権現の母、「阿字長者」に因む阿字山の上で眺望を楽しみつつ、昼食をとりました。

食事後は、表参道の下りで、出発直後、大岳山等の奥多摩の山々や顔振峠の雲上の集落も目にすることができました。山道での怪我は下りに発生することが多く、精神を集中して爪先から先に足の裏全体をしっかりと地面につけて下りました。そうすれば山の斜面では靴裏全体で地面に摩擦を効かすことができます。

 

道中、コアジサイ、バイカウツギ、ヤマガシュウ、ヤブデマリ、ガクウツギ、ミヤマハコベ、タンナサワフタギ、サワシバ、ハンショウヅル、フイリフモトスミレ、根元の径が10cmもあるフユザンショウ、渓流傍らのワサビなどなど多くの植物に触れることができた、また景観にも富む充実した山旅でした。吾野駅に無事到着。その後、飯能駅前の中華料理屋で振り返りをし、帰路につきました。(写真:子の権現の大きな鉄のわらじの前で()・子の権現駐車場より大岳山や棒ノ嶺など奥多摩の山々を望む(下)


参加者: 19名 幹事:臼井、伊藤(謙)(報告)、上野、熊木、久保、久保田、谷井、浜畑、日比、廣川、古谷、丸山、森、安田、吉原、低山はいかいスタッフ:入江、鈴木、福重、飯塚