2023年12月低山はいかい

陽だまりの都留アルプス縦走
(20231220(水)実施)
【場所】山梨県都留市

 

【コース】都留市駅~谷村発電所~富士山展望台~蟻山(狼煙台跡)~円通院分岐点~白木山~長安寺山~パノラマ展望台~ピーヤ(昼食)~元坂~谷村第一小の学校林~友愛の森~千本桜植栽地~楽山公園~都留文科大学~都留文科大学前駅

都留アルプスからの展望:手前奥左より三ツ峠山・清八山・本社ヶ丸、更に奥の稜線は滝子山、白谷ヶ丸など大菩薩山系の山々
都留アルプスからの展望:手前奥左より三ツ峠山・清八山・本社ヶ丸、更に奥の稜線は滝子山、白谷ヶ丸など大菩薩山系の山々

都留アルプスは都留市の南に位置し、全長約8km、標高600m前後の山々が連なる。2016年に都留市の山岳会によって現在のルートが整備された。940分に都留市駅に集合。まず縦走の起点となる大正9年に操業開始の「谷村発電所」に到着。ここから、本日最大の急坂を送水管の一番の高所まで上る。

 

急登後の富士山展望台で富士山の絶景を楽しんだ後、蟻山の烽火台跡では、烽火は何を燃やしていたかとの質問。正解は「狼煙」の漢字にある。途中にイカリソウ、アズキナシ、ダンコウバイ、ヤマコウバシ、ウリハダカエデなどをチェックしながら、ビーヤに到着し昼食をとる。今回のルートは送電鉄塔の下を通る箇所が多く、鉄塔巡視路を極力利用したものと推察される。

因みに、ビーヤは谷村発電所への送水路を通すための橋脚である。この橋脚の下で手を叩くと最後の方が残音する「鳴き龍」を楽しむことができる。昼食後は、元坂を経て地元の小学校の学校林内を通って、卒業生の植栽した桜や千本桜植栽地を見ながら、楽山公園に下り、1345分頃にゴールの都留文科大学駅に到着した。途中、ホオノキだけを植栽している区域があったり、ヤブツバキが唐突に現れたり、モミの群生があったりで変化に富んだコースであった。

 

「都留アルプス」は起伏に富み、樹種も豊富でよく手入れされた雑木林の要素を多く持っている所でした。春に訪れて、今回見ることが出来なかった青葉も見たいと思いました。残念だったのは、野鳥の種類が少なかった印象でした。ハクセキレイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、スズメ、ヤマガラ(声)他にも鳴いていた鳥がいたようですが、はっきりとは分かりませんでした。(写真:上段 最初の富士山展望台で、下段 最後の楽山公園で


参加者:19名 小勝(幹事)、入江、宮崎、上島、三井、嶋田、上野、田中、小川(里)、氏家、丸山、平野、伊藤、長谷川、福田、福重、鈴木、

飯塚、森正(報告)