2023年10月低山はいかい

山手線内最高峰箱根山に登る
(20231029()実施)
【概要】山手線内最高峰箱根山、目白台の名園散策、目白、池袋の近現代建築鑑賞

コース:山手線新大久保駅〜箱根山〜穴八幡宮〜永青文庫〜肥後細川庭園〜おとめ山公園〜

日立目白クラブ〜徳川黎明会〜目白庭園〜上がり屋敷公園〜自由学園明日館〜東京芸術劇場


新大久保駅近くの公園で開会式。ハングル文字が目につく大久保通りから戸山公園に入る。最初の目的地、箱根山へ。標高44.6m、山手線内の最高峰である。幹事の計らいで登頂証明書を頂戴。次は穴八幡宮。拝殿前のクスノキは立派で、今回の「低山はいかい」の無事を祈る。ここからは、早稲田大学の大隈記念講堂、神田川、胸突坂、永青文庫を経て、東京カテドラル関口教会の鐘を耳にして、旧田中角栄邸ヘと歩く。隣の目白台公園を抜け肥後細川庭園へ。園内の池の周りを散策し、松聲閣という建物の庭の水琴窟の音を聞く。地下から音楽が聞こえてくるようだ。その後、都電荒川線を越え、学習院下を進むと、おとめ山近くの保育園の壁にアイラトビカズラ(マメ科)が二階まで延びていて、珍さもありじっくり観察した。午前中の最後はおとめ山で、そこで昼食をとる。

昼食後、ミズキに来るヒヨドリ、ジュウガツザクラやホトトギスを観察し、くつろいだ時間を過ごした。山には湧き水の出る谷のような窪地があり、湧水が出る地形を確認した。目白庭園までの道すがら、日立目白クラブ、目白ヶ丘教会、徳川黎明会に立ち寄った。目白庭園は多くの樹木が植えられていて、オアシスのようであった。池の周りを一周し、数寄屋建築の「赤鳥庵」を見学した。次の上がり屋敷公園では大きなムクノキの下で休憩、その後、自由学園へ。自由学園明日館は中央棟を中心に左右に建物が伸び、宇治の平等院のようだ。ゴールの東京芸術劇場の建物に入るとガラスアトリウムの大空間に圧倒された。二つのエスカレータでこの空間を見ながら5階まで上がり、その後解散した。

 

新宿区、文京区、豊島区に跨がるエリアを歩いて、豊かな自然あり、歴史あり、建築物も古いものから近代建築ありの盛りだくさんの町中はいかいであった。改めて東京の素晴らしさを知ることができた。


参加者:17名 小田野 (幹事)、伊藤、室伏治、古谷、嶋田、鳥崎、入江、宮崎、清水、熊木、藤岡、福田、鈴木、田口、福重、飯塚、氏家 (報告)