2022年4月「低山はいかい」

加住丘陵と滝山城跡ハイキング

(令和4年4月27日(水)実施 )
場所】昭島(バス)―拝島橋手前の公園―滝山城跡入口―滝山城跡中の丸―同本丸ー高月ー東秋川橋―福生南公園―拝島駅


3月に続き低山はいかいを実施した。天候が心配されたが、その懸念もなくなり約6時間をかけて予定のルートを歩いた。内容は、加住丘陵で新緑の時期を迎えた春の植物を観察しながら、この地に勢力を張った大石氏の養子となった北条氏照が八王子城に移る前に居城とした滝山城址を見学し、戦国時代の歴史の一端に触れた。

 

拝島橋の袂で開会式後、滝山城跡入口から「かたらいの路~滝山コース~」に入る。途中、脇道で、クチナシグサ、ジュウニヒトエなどの野草を観察する。見事なヤマツツジの群生地を抜けて、古峰ヶ原園地で休憩。ナツハゼ、ツリバナ、「スミレ」などを見る。

滝山城址では大池、中の丸と歩き、生育環境が異なる中で、ウマノアシガタなどの野草やハンノキ、イヌザクラ、カマツカなどの樹木・・・その環境に応じて枚挙にいとまのないほどの多くの植物を見学した。

 

昼食後、この段丘地形を活用して城作りをした北条氏照や戦国時代に生きた武将との関係などについて話を聞き、その後は田園風景豊かな高月に下り、多摩川縁から秋川の土手を歩き、そこでもイチリンソウの群生や多くの野草の観察をすることができた。最後は多摩川縁の福生南公園で閉会式をし、解散した。密度の濃い低山はいかいで、詳細は参加メンバー、森正氏の報告を以下に添付したので、参照されたい。(写真:上段 滝山城跡説明板、下段 古峯ヶ原園地で)

 

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20220427 加住丘陵と滝山城址ハイキング.pdf
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都立滝山自然公園は東京都環境局により「東京の自然公園」の一つとして紹介されています。。



参加者 FIT会員30名

飯塚、家、五十嵐、池田、市川、入江、臼井(幹事)、小野、金谷、熊木、小勝、小菅、嶋田、鈴木(宏)、鈴木(幸)、瀬川、高橋(喜)、

田川、田口、谷井、津田、早川、日々、廣川、福重、福田、古谷、丸山、森(FIT ML 投稿)、吉野