高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
森林インストラクターと歩く
「高尾山 初夏の親子自然観察会」
2024年5月26日(日)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター〜清滝駅〜稲荷山コース〜高尾山山頂(昼食)〜1号路〜いろはの道分岐〜4号路〜林野庁慰霊碑前広場
しばらく暑い日が続いていたため熱中症を心配していたが、当日は湿度が高かったものの曇りで気温もそれほど上がらず、ハイキングには適した天気となった。
今回はリピーターの方も多く、「今日はアサギマダラが見たい」などの期待の声も聞かれる中、朝礼にて、アサギマダラの成長を表現した「アサギマダラ体操」を実施。生き物との出会いに期待を高めて出発した。
参加者への事前ヒアリングで「動物、昆虫、鳥」などの”生き物”への関心が高いことがわかったため、班長はお子さんの期待に応えられるように様々な資料や小道具を準備した上で、わかりやすく工夫した説明をしていた。やはり、子供は動く物に関心を持つようで、大人では見落とすような小さなザトウムシや葉の裏のカタツムリ、クロホシタマムシなどを次々と発見し、子供の観察力の高さに驚かされた。
また、葉っぱを触って感触を確かめたり、においをかいだり、鳥の鳴き声を聞くなどの五感での体験が特に興味を引いていた。
熱中症対策のため、途中で荷物を降ろしての休憩・おやつタイムを設けた。自然の中でお気に入りのおやつを美味しそうに食べる光景が微笑ましく印象的だった。
閉会式では「楽しかった」「説明が分かり易かった」「違う季節も来てみたい」などの前向きな感想が多数であった。アサギマダラやナナフシモドキを発見した班もあり、他班から「見たかったなー」という声もあり、次回への期待が高まったのではないかと思われる。
【参加者】27名(大人13名、子供14名)
【スタッフ】班長:村上智裕、横井行男、芝原久、小野末吉、萩原卓 主幹事:松井紀尚 副幹事:志村久寿 連絡係:遠山はな キブシ会:小澤祐司、小高野土香、齋藤均、酒井美江、坂井晋平、塩澤啓美、関﨑宜史、中村緑、舩山亜希、森和子、森栄、山崎伊織 事業部会:脇本和幸 FIT会長:小菅智彦
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