高尾森林ふれあい推進センター　森林ふれあい推進事業
森林インストラクターと歩く

「高尾山 春の親子自然観察会」

2024年3月24日（日）
開催場所：日影沢キャンプ場～いろはの森コース～高尾山山頂（昼食）～富士道～林野庁慰霊碑前広場

直前まで不安定な天気予報で心配したが、本番は曇りで、少し肌寒いぐらいのハイキングにはちょうど良いお天気となった。

班長さんが用意した資料やクイズ、フィールドカード、種子のサンプルなどに、親子で興味しんしんの様子が見られた。サイカチやムクロジの実験は、石鹸のない江戸時代の生活体験としてどの班でも人気だった。また、クロモジなどの匂いをかいだり、ジャノヒゲの種を地面に落下させてはね返りを楽しんだり、鳥が食べかけたアオキの実の食痕やリスとネズミがかじったクルミの実やモミとカヤの違いを触ったりする、五感に働きかけた説明は強く印象に残ったようだ。

半数ほどはリピーターのお客様で、お子さん達が初夏や秋に参加した時に教わった内容をよく覚えていることに驚かされた。親御さんのほうが、子供がどうしてそんなことを知っているのかびっくりしてお子さんに質問することもあった。アンケートでは「おもしろいもの・すきなもの」の欄にアブラチャンの名前、ヒノキボール、きのこ、スミレ、オニグルミの名前が挙がった。

閉会式でも、「楽しかった！また来たい！」「初夏の観察会も参加します！」というお声がけを多数いただいた。

【参加者】27名（大人13名、子ども14名）

【スタッフ】班長：小川和恵、鍛冶健二郎、高田裕司、星野寛、室伏憲治　　主幹事：西出幸子（報告）　　副幹事：萩原卓　　連絡係：立川洋一　　もりもり会（鈴木歩、戸部美紗子、吉田昇）　　事業部会（三井大造、氏家清高）

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