高尾森林ふれあい推進センター 森林ふれあい推進事業
氷の華「シモバシラ」と富士山の展望を楽しむハイキング
2023年1月6日(金)
開催場所:高尾森林ふれあい推進センター前~ケーブルカー清滝駅~高尾山駅~高尾山頂~
もみじ台北側巻き道~一丁平~富士見園地~薬王院~高尾山駅近くの広場
当日朝、ふれあいセンター前の温度計では-2°表示で、センター前の植栽でも「シモバシラ」を確認出来て、これからハイキングが期待できるものでした。
今回は年末年始と好天に恵まれて、高尾山頂からは充分に雪を纏った富士山や南アルプスの稜線もくっきりと眺められて展望を楽しむことが出来ました。
「シモバシラ」はもみじ台や一丁平の北側巻き道に多く発見出来ましたが、天候に恵まれすぎたのか、少々小さめの氷の華でしたが、自然の造形美に参加者全員の方が大変満足されていました。
昨年は実施日前日が大雪でも大きめの「シモバシラ」を堪能できましたが、雨が少なく地面が乾燥していると、出来にくくなるようです。
「シモバシラ」以外に観察出来た植物としては、ヤブコウジ、マンリョウ、ミヤマシキミ、ミヤマフユイチゴ、キチジョウソウ、ツルリンドウ、ビナンカズラなどの赤い実でした。赤い実はお正月に良く似合う縁起の良いものですね。他にジャノヒゲ(青い種)シロミノマンリョウ(白い果実)、ウラジロが冬を彩っていました。
各班の班長さんは皆、経験豊富で持ち前の話術で各参加者と交流され、アンケートでも大変満足の方が殆どでした。私は今回が班長デビューで、説明トーク力不足を補うべく資料(写真、ガイドブック、木の実、ピンバッジ等)を豊富に持参して臨みましたが、臨機応変に説明していくことは更なる経験が必要と感じました。次回は参加者全員が大変満足となりますよう更に研鑽を積みたいと切に思いました。
【参加者】28名
【スタッフ】主幹事:熊木秀幸 班長:丹野修、小川和恵、飯塚義則、室伏憲治(報告)
アシスト:三井大造 体験参加:田中和江
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